桐生新川球場(現:新川公園)建設時の写真

桐生新川球場(現:新川公園)建設時の写真

1927年(昭和2年)第13回中等学校優勝野球大会に桐生中が出場した事を記念して、市内で織物業
を営んでいた堀 祐平氏(桐生市体育協会初代会長)を中心に各種団体、大勢の市民にも
呼び掛け、自らも私財を投じて北関東随一の球場を建設。
昭和3年11月3日に竣工式を行い、11月4日には落成記念として、当時から人気の高かった
東京六大学野球の早稲田対法政大学の新人チームによる試合が行われ、多数の市民を楽し
ませた。11月14日からは、こけら落とし行事として、全国から広陵中、龍ヶ崎中、八戸
中、愛知一中、宇都宮商、静岡中、早稲田実業の7チームを招待し、桐生中を加えた8チー
ムによるトーナメント方式での熱戦が、満員の観衆の前で開催された。

年代不明
所有・保管桐生市

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