NEXT HISTORY

球都桐生の歴史は過去のみならず、未来へ脈々と続いている。今もジュニア世代から日の丸を背負う代表する選手やチームを輩出している。

まちを挙げてその可能性を育んでいることから、球都そして日本野球の未来を担う選手・チームを紹介する。

2026年度の戦績

桐生第一中学校「第17回全日本少年春季軟式野球大会」優勝

26年3月20〜25日に岡山県で行われた「文部科学大臣杯 第17回全日本少年春季軟式野球大会 ENEOSトーナメント」で桐生第一中学校軟式野球部が初優勝を飾った。

東海大静岡翔洋高中等部との決勝戦は6回を終えた時点で1−2とビハインドだったが、7回に2アウト2・3塁のチャンスから栗原啓汰選手の逆転打と大西健太選手の2点タイムリーで4点を挙げ逆転し、5−2で勝利。

4年の創部からわずか2年で、当初から掲げる「球都桐生から日本一」を成し遂げた。

前年の大会は新2年生のみの構成だったが、初出場でベスト8の成績を挙げており更なる飛躍を果たしている。

桐生ボーイズ「第56回日本少年野球春季全国大会」へ出場

桐生ボーイズが2026年3月に行われた「スターゼンカップ 桐生ボーイズ「第56回日本少年野球春季全国大会」に出場した。

前年12月に行われた県予選では、全16チームによるトーナメントから勝ち上がり、7年ぶり5回目の全国大会進出を決めた。

14人という少数精鋭で群馬県の頂点に立ち、予選では最優秀選手にも輝いた平田元氣主将は「チームの強みは粘り強さと団結力」と、その魅力を語っている。

KJB「第2回GIANTS杯群馬県中学軟式野球大会」で優勝

2026年夏に行われた「第2回GIANTS杯群馬県中学軟式野球大会」で、KJBクラブスポーツ少年団が初優勝を達成した。

決勝は昨年覇者のSATO BASEBALL CLUB(SBC)との“桐生決戦”を制し、栄冠を手にした。

「日々の練習からジャイアンツカップ優勝を目標にやってきたので、その成果が実ってとても嬉しかったです」

チームを引っ張るキャプテンが優勝の喜びを語ると、監督は「例年はバッティングのチームを作ってきましたが、今年はつなぐ野球がメイン」と全員野球で臨んだことを振り返った。

決勝でのSBCとの一戦では、好投手を相手に低いゴロを打つなど工夫を重ねながら攻撃。さらにキャプテンを中心に声を掛け合い、相手に流れを渡さなかったことが勝利につながったことも指揮官は勝因に挙げる。

試合中のチーム運営も選手たちが主体となっており、「試合は今までの練習の成果を出す場所。ベンチも子どもたちに任せています」と選手たちへの信頼を語った。

キャプテンはチームを「元気で野球が好きなチーム」と表現し、試合に出場する選手だけでなくベンチから支えるメンバーも含めて一つになって戦ってきたという。

「練習できるグラウンドや環境があるのは、監督・コーチをはじめ周りの方々のおかげです。すべての人に感謝して今後もプレーしていきたいです」

監督も「自分たちの力を一生懸命出して、みんなで楽しく行ってきます」と語り、地域への感謝と共に全国の舞台へ挑んだ。

2025年の戦績

SBC「第1回GIANTS杯群馬県中学野球大会」で優勝

2025年8月27日に行われた「第1回GIANTS杯群馬県中学野球大会」でSBC(SATO BASEBALL CLUB)が優勝を果たした。

太田スリーアローズU15と対した決勝戦、SBCは満塁のチャンスで石倉睦三選手のタイムリーやリードオフマンを務めた高栁歩睦選手が走者一掃のタイムリー三塁打を放つなど7−3で勝利。

群馬県内13チームの頂点に輝いた。最優秀選手賞には、高栁選手(現:桐生商業高校)が選出された。

「新里スターズ」が“小学生の甲子園”に出場

2025年、「高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」に初出場を決めた。

創部は1985年と40年以上の歴史があり、“新里から全国へ”をミッションに掲げる。

これまで立ちはだかっていたベスト8の壁を破り、節目の年に全国大会初出場という快挙を成し遂げた。

球都桐生から世界で戦うジュニア選手

球都桐生から日本野球の源泉として、今現在日本を背負って戦う選手たちがいる。球都で培ったその力を世界の舞台で堂々と発揮し、グラウンドで躍動している。

峰岸走太朗(桐生南ポニーリーグ)

024年に開催された「第11回 BFA U12アジア野球選手権」で侍ジャパンU-12代表の一員としてプレー。

その名の通り俊足が大きな持ち味で、同大会では100mを13秒07で走る快速を活かしてランニング本塁打を放った。

2年生となった26年に「PONY-13日本代表」にも選出。同年7月に米カリフォルニア州などで開催される「Pony 13U World Series」に出場している。

二神煌太(桐生南ポニーリーグ)

峰岸と共に桐生南ポニーリーグでプレーし、1年生時・2年生時それぞれでポニーリーグの日本代表に選出されている。

26年7月に米カリフォルニア州などで開催される「Pony 13U World Series」に出場し、世界の舞台で戦い続けている。